トヨタは強含みもみ合い、1ドル154円台まで急速に進むドル高・円安は追い風材料に
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トヨタ自動車<7203.T>が前日終値近辺で強含みもみ合いの展開。今週はFOMCと日銀金融政策決定会合の開催を控え、日米の中央銀行の金融政策に耳目が集まっている。思惑が錯綜するなか外国為替市場ではドルが買われる展開となり、目先1ドル=154円台の推移と円安が加速している。これを背景に輸出セクターの中でも為替感応度が特に高い自動車株に有利な流れとなっている。トヨタの今期想定為替レートは通期ベースで1ドル=147円に設定されているが、対ドル1円の変動で営業利益が約500億円動くと試算される同社だけに、足もとで進む円安を材料視する買いを誘導している。 出所:MINKABU PRESS