外為サマリー:一時153円90銭台に上昇、時間外の米長期金利は高止まり
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16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=153円66銭前後と前週末午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円46銭前後と同1円80銭強のユーロ高・円安で推移している。 ドル円は、午前9時時点では153円40銭前後で推移していたが、午前11時過ぎには一時153円90銭台まで上昇した。13日に発表された11月の米輸入物価指数が上昇したほか、先週の米11月卸売物価指数(PPI)も予想を上回る上昇率となったことから、米インフレへの警戒感が浮上。13日の米長期金利が上昇し、この日の時間外の米長期金利も高止まりするなか、ドル買い・円売りが優勢となった。今晩は米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数や同総合購買担当者景気指数(PMI)などが発表され、その内容も注目されている。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0519ドル前後と同0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS