10万円以下で買える、大幅増益&低PER 29社【プライム】編 <割安株特集>

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コラム

 少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

 東証プライム上場企業では297銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。

 下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比10%以上増益、(3)予想PERが11倍未満――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは13日現在)

 なお、15日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

          最低投資  ┌ 経常利益┐   予想
コード 銘柄       金額  増益率  今期   PER
<8550> 栃木銀     29000   39.3  5900   8.4
<1726> Br.HD   33500   15.4  2350   9.7
<5698> エンビプロ   39500   12.2  2000   8.1
<8714> 池田泉州HD  40300   17.3  18800   8.8
<6262> ペガサス    43100   234  1710  10.7

<8897> ミラースHD  50200   23.2  16000   6.4
<6742> 京三      52000   84.1  6000   7.4
<6535> アイモバイル  53800   25.2  4330  10.5
<8016> オンワード   56500   20.5  12200   9.3
<9788> ナック     58000   67.4  4000   9.8

<7888> 三光合成    59000   12.0  4400   6.2
<1893> 五洋建     62090   10.2  30000   8.7
<5957> 日東精     62600   23.5  3500  10.9
<8368> 百五銀     63200   20.7  24200   9.0
<8203> MrMax   68400   10.0  3200  10.3

<3675> クロスマーケ  73200   51.7  2900   7.7
<9332> NISSO   74900   24.3  3800  10.3
<6118> アイダ     79500   47.4  5300  10.9
<8544> 京葉銀     80900   14.2  17900   8.1
<3676> デジハHD   82200   20.0  2470   9.6

<7820> ニホンフラ   82200   33.6  2550  10.4
<9743> 丹青社     83100   27.7  5100  10.9
<1860> 戸田建     92080   39.3  35500  10.2
<6741> 信号      92700   11.5  8800  10.1
<3289> 東急不HD   93070   10.1 121500   9.1

<9511> 沖縄電     94100   165  6800  10.2
<1946> トーエネク   95300   12.8  14300  10.2
<8344> 山形銀     97700   27.6  4800   9.5
<3457> AndDo   98000   15.7  4000   7.4

※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERは倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※通期予想が無配・未定の銘柄は除いた。

株探ニュース

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