話題株ピックアップ【夕刊】(2):ディーエヌエ、ITメディア、スタ・アリス
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■ディー・エヌ・エー <2432> 2,619円 +45.5 円 (+1.8%) 本日終値 ディー・エヌ・エー<2432>が続伸。同社は12日、スマートフォン向けポケモンカードゲーム「ポケモン トレーディング カード ゲーム ポケット(ポケポケ)」について、全世界累計で6000万ダウンロードを突破したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。サービス開始は10月30日だった。あわせて同社は、リリース後初となる追加拡張パック「幻のいる島」が12月17日に登場すると公表している。 ■アイティメディア <2148> 1,555円 +20 円 (+1.3%) 本日終値 アイティメディア<2148>が3日続伸。午後1時ごろ、人気アニメーション作品のIPコラボソリューションやエンタメ施設向けの集客プラットフォームの展開を主力とするオリグレス(東京都品川区)と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。ITメディアがオリグレスの実施する第三者割当増資を引き受け出資する。それぞれの経営資源を相互に補完し、オリグレスのウェブメディア運営、ITメディアが運営するウェブメディアの読者向けサービスの共同開発などの協業を実施するという。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。 ■スタジオアリス <2305> 2,129円 +18 円 (+0.9%) 本日終値 スタジオアリス<2305>が続伸。12日の取引終了後に発表した11月度の単独月次売上高が前年同月比0.8%増となり、3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。撮影件数が前年に比べて減少する一方、買い上げ単価が上昇した。 ■すかいらーく <3197> 2,472円 +7 円 (+0.3%) 本日終値 すかいらーくホールディングス<3197>は底堅い。12日取引終了後、マレーシアですき焼き・しゃぶしゃぶ店を運営するCreateries Consultancyグループの全株式を取得し、子会社化すると発表した。マレーシアや東南アジアでの迅速な出店展開を目指す。株式譲渡実行日は来年1月の予定。 ■ビジョナル <4194> 8,388円 +10 円 (+0.1%) 本日終値 ビジョナル<4194>は堅調。12日取引終了後に8~10月期連結決算を発表。売上高は前年同期比16.4%増の186億9700万円、営業利益は同10.1%増の54億5300万円だった。企業の求人意欲の継続が追い風となった。良好な決算内容を好感した買いが株価を下支えした。 ■MTG <7806> 1,770円 -500 円 (-22.0%) ストップ安 本日終値 MTG<7806>は急反落。12日取引終了後、子会社M'sエージェンシーにおいてマーケティング費の過少計上の疑いがあることが判明したと発表した。書類の改ざんなどによって費用の計上年度のズレや未計上が発生し、現時点で判明している範囲では累計約6億6000万円の過少計上となっている可能性があるという。先行き不透明感を嫌気した売りが広がった。 ■REVOLUTION <8894> 553円 -68 円 (-11.0%) 本日終値 REVOLUTION<8894>が急落。同社はきょう発表を予定していた24年10月の決算について、発表日を20日に延期すると午前11時15分に開示。これを嫌気した売りが膨らんだ。複数の連結子会社の取得に伴い、企業結合全般に関する経理処理に時間を要する状況となったためとしている。 ■JMホールディングス <3539> 2,398円 -267 円 (-10.0%) 本日終値 東証プライム 下落率3位 JMホールディングス<3539>が大幅安。12日取引終了後に8~10月期連結決算を発表。売上高は前年同期比6.4%増の440億6600万円、営業利益が同10.4%減の18億4700万円だった。スーパーマーケット事業や外食事業が順調だった一方、利益面では新規出店による一過性費用の発生などが重荷となった。減益を嫌気した売りが出た。 ■さくらさくプラス <7097> 1,315円 +300 円 (+29.6%) ストップ高 本日終値 さくらさくプラス<7097>が急騰。同社は12日の取引終了後、株主優待制度を新設すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。1月末と7月末において200株以上を保有する株主を対象に、それぞれQUOカード1万円分を贈呈する。同時に発表した25年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算は、売上高が前年同期比6.5%増の37億6600万円、経常利益が同49.6%減の2500万円、最終利益が同21.8%増の5200万円となった。 株探ニュース