「量子コンピューター」が12位にランク、グーグルの新型チップ開発で関心高まる<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 仮想通貨 2 人工知能 3 半導体 4 防衛 5 データセンター 6 中国関連 7 デジタルトランスフォーメーション 8 ペロブスカイト太陽電池 9 TOPIXコア30 10 JPX日経400 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「量子コンピューター」が12位となっている。 米アルファベット傘下のグーグルは9日、量子コンピューターに使う新型のチップ「Willow(ウィロウ)」を開発したことを明らかにした。現在最も高速なスーパーコンピューターで10の25乗年、宇宙の歴史よりもはるかに長い時間を要する複雑な演算を5分未満で完了できるという。 量子コンピューターとは、量子力学の原理を用いた新世代のコンピューターのことを指す。量子ビットと呼ばれる情報の最小単位を使用することで、従来のコンピューターが一度に処理できる情報量を劇的に超える可能性を秘めている。世界各国で量子コンピューターの開発が加速しており、実用化されれば交通渋滞の解消や医薬品の開発、ビッグデータの解析、人工知能(AI)の開発などに大きな進展をもたらすといわれている。 関連銘柄としては、子会社が量子ドットレーザーを扱っているYKT<2693.T>、量子コンピューティングプラットフォームを展開するフィックスターズ<3687.T>、グループ会社が量子コンピューターのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行っているテラスカイ<3915.T>、グループ会社が量子コンピューター向け低雑音信号処理システムを手掛けているエヌエフホールディングス<6864.T>などが挙げられる。 出所:MINKABU PRESS