ピーエスがプラス圏に浮上、SLPCがプレストレストコンクリート橋に初適用
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ピーエス・コンストラクション<1871.T>がプラス圏に浮上している。午後1時ごろ、同社が開発した環境負荷低減型コンクリート「スチームレスプレキャストコンクリート(SLPC)」が、プレストレストコンクリート橋に初めて適用されたと発表しており、好材料視されている。 SLPCは速硬性に優れたプレキャスト部材用コンクリートで、コンクリートの初期強度発現を促進するために行われる蒸気養生を行うことなく所要の初期強度(プレストレス導入時強度、脱枠強度)が得られるため、部材製造時のCO2排出量を削減できる環境負荷低減型コンクリート。初適用した橋梁は、岡山市北区大内田~倉敷市栗坂のプレテンション方式PC4径間連結T桁橋で、主桁の製造時において15.5トンのCO2排出量削減につながったとしている。 出所:MINKABU PRESS