外為サマリー:日銀利上げ観測などから151円70銭台に伸び悩む

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為替

 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円73銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル高・円安となっている。

 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円95銭前後と前日に比べて75銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の上昇などがドルの支援材料となり、一時152円18銭と約2週間ぶりのドル高・円安水準をつけた。

 ただ、11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて一段とは上値を追いにくく、この日の東京市場のドル円相場は上げ一服商状。日銀が朝方発表した11月の企業物価指数が前年同月比で3.7%上昇し、23年7月以来の高い伸び率となったことで日銀による早期の追加利上げが意識されている面もあるようで、午前9時50分すぎには151円71銭まで伸び悩む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0529ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=159円76銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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