10日の米株式市場の概況、NYダウ4日続落 CPI控え様子見

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 10日の米株式市場では、NYダウが前日比154.10ドル安の4万4247.83ドルと4日続落した。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、11日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの見方が広がり、様子見姿勢が強まった。半導体関連株の下げが重荷となりハイテク株も軟調に推移した。傘下のグーグルが量子コンピューター向けの新型チップを開発したと発表したアルファベット<GOOG>は逆行高となった。

 キャタピラー<CAT>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、ホーム・デポ<HD>が下落。USスチール<X>は急落。ブルーム・エナジー<BE>、サムサ―ラ<IOT>も安い。半面、ボーイング<BA>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が上昇。アラスカ・エア・グループ<ALK>も値上がりした。

 ナスダック総合株価指数は49.448ポイント安の1万9687.242と続落。エヌビディア<NVDA>、マイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調。モンゴDB<MDB>、サイレックス・ホールディング<SCLX>が大きく売られた。一方、アルファベットが大幅高。アップル<AAPL>、メタ・プラットフォームズ<META>も堅調だった。

出所:MINKABU PRESS

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