話題株ピックアップ【昼刊】:インターメス、イトーキ、サンドラッグ
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■インターメスティック <262A> 2,729円 +211 円 (+8.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ インターメスティック<262A>が大幅続伸で2700円台に乗せてきた。眼鏡チェーン店の「Zoff」を運営しており、今年10月18日に東証プライム市場に鳴り物入りで新規上場した直近IPO銘柄で、マーケットの注目度も高い。5日取引終了後に開示した11月既存店売上高は前年同月比17.1%増と2ケタ増収基調が続いており、これが株価を改めて刺激している。店舗数も増勢にあるが、全店ベース売上高は今年に入って7月を除きすべて2ケタ伸長となるなど好調が浮き彫りとなっている。 ■イトーキ <7972> 1,624円 +123 円 (+8.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 イトーキ<7972>は大幅高。SMBC日興証券が5日付で投資評価「1」、目標株価2300円で新規にカバレッジを開始したことが材料視されている。同証券によると、オフィス家具業界3社の中で最も高い営業増益率が継続すると予想。業界全体での値上げの浸透がカタリストという。また、核シェルターや調剤ロボットなどの新分野の開拓にも注目としている。 ■サンドラッグ <9989> 3,894円 +181 円 (+4.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位 サンドラッグ<9989>が反発している。同社は5日、11月度の月次報告(速報値)を公表。グループ合計の既存店売上高は前年同月比2.6%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されているようだ。セグメント別では、ドラッグストア事業の既存店売上高が同2.4%増と2カ月ぶりのプラス。ディスカウントストア事業の既存店売上高は同2.9%増と2カ月連続のプラスだった。 ■ジンズホールディングス <3046> 6,410円 +200 円 (+3.2%) 11:30現在 ジンズホールディングス<3046>が大幅続伸している。5日の取引終了後に発表した11月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比18.2%増と22カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前月に続いて世界最高屈折率の両面非球面レンズ「JINS極薄レンズ」などの高単価のオプションレンズが好調に推移したことに加え、紫外線対策への意識の高まりから、可視光調光レンズやダブルUVカットレンズなどの商品が11月に入っても好調を継続。また、フレームでは「Combination Titanium」をはじめとした高単価商品や、11月7日にリファインして発売した「Modern Rim Metal」などが売り上げを牽引した。なお、全店売上高は同21.4%増だった。 ■クスリアオキ <3549> 3,447円 +101 円 (+3.0%) 11:30現在 クスリのアオキホールディングス<3549>が5営業日ぶりに反発している。同社は5日取引終了後、11月度の月次営業速報を公表。既存店売上高は前年同月比7.3%増となり、伸び率が10月度の6.6%から拡大していることが好感されているようだ。既存店の客数は同4.6%増、客単価は同2.6%増となったことが寄与。なお、全店ベースの売上高は同13.7%増だった。 ■ユニバーサル <6425> 1,107円 +26 円 (+2.4%) 11:30現在 ユニバーサルエンターテインメント<6425>が底堅い。同社は6日、子会社のタイガー・リゾート・アジア傘下で不動産投資を主な事業内容とするフィリピンのアジアベスト・グループ・インターナショナルの株式を売却すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。売却先はフィリピンに拠点を置く不動産開発企業で、譲渡価格は5億1040万ペソ(約13億1000万円)。譲渡実行日は来年2月末日を予定する。タイガー・リゾート・アジアは、傘下で統合型リゾート(IR)事業を運営する「タイガー・リゾート・レジャー・アンド・エンターテインメント(TRLEI)」のフィリピン証券取引所での上場を目的として、アジアベスト・グループ・インターナショナルを子会社化したものの、TRLEIが運営する「オカダ・マニラ」の業績が大きく成長したことなどを背景に、アジアベスト・グループ・インターナショナルを上場会社とする必要性がなくなったと判断。会社整理の目的で同社株の売却を決定したとしている。 ■セリア <2782> 2,790円 +58 円 (+2.1%) 11:30現在 セリア<2782>は反発している。5日の取引終了後に発表した11月度売上高で、既存店売上高が前年同月比3.5%増となり、13カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客単価は同0.9%減と2カ月連続で前年実績を下回ったが、客数が同4.5%増と増加し牽引した。 ■マクドナルド <2702> 6,270円 +110 円 (+1.8%) 11:30現在 日本マクドナルドホールディングス<2702>が3日ぶりに反発している。5日の取引終了後に発表した11月度売上高で、既存店売上高が前年同月比11.6%増と4カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。人気商品「ダブルチーズバーガー」から、「ガーリックオニオンダブチ」「辛ダブチ」「トリチ」の3商品を「いまだけダブチ」として期間限定販売したほか、秋冬の定番ホットスイーツ「三角チョコパイ」から、「三角チョコパイ クッキー&クリーム」を3年ぶりに復活させたことなどが寄与した。なお、全店売上高は同13.5%増だった。 ■すかいらーく <3197> 2,416円 +28 円 (+1.2%) 11:30現在 すかいらーくホールディングス<3197>は堅調。5日取引終了後、すかいらーくグループIRレポート(速報値)を発表。11月度の既存店売上高は前年同月比13.6%増とプラス基調を継続した。「ガスト」でハンバーグやステーキのブラッシュアップと本格フレンチコースを導入し客単価が増えたほか、「バーミヤン」ではフェアメニュー販売数が前年の約1.6倍と好調だった。 ■薬王堂ホールディングス <7679> 2,042円 +22 円 (+1.1%) 11:30現在 薬王堂ホールディングス<7679>が続伸している。5日の取引終了後に発表した11月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比6.0%増となり、36カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客数が同3.7%増、客単価が同2.2%増といずれも増加。なお、全店売上高は同7.7%増だった。 ■カネカ <4118> 3,552円 +11 円 (+0.3%) 11:30現在 カネカ<4118>は小反発。午前9時ごろ、同社の「生分解性バイオポリマー Green Planet」を用いたストローが、スターバックス コーヒー ジャパン (東京都品川区)が展開する日本国内のスターバックス店舗に採用されたと発表しており、好材料視されている。来年1月23日から沖縄県内のスターバックスコーヒー32店舗でレギュラーのストローが先行導入され、3月以降に全国の店舗へ順次展開される。また、4月上旬をメドに季節のフラペチーノに使用される太い径のストローも全国の店舗(沖縄県を含む)に導入される予定としている。 ■三菱ロジスネクスト <7105> 1,435円 +300 円 (+26.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 三菱ロジスネクスト<7105>がカイ気配。今朝の日本経済新聞電子版で「三菱重工業が上場子会社のフォークリフト大手、三菱ロジスネクストの売却に向けた手続きを進めていることが6日わかった」と報じられており、これが手掛かり材料視されているようだ。三菱重工業<7011>は、24年9月末時点でロジスネクス株式の64.59%を所有しているが、親子上場解消を求める声が市場からは上がっていた。記事に対して三菱重は、「当社が発表したものではない。報道の件を含め、事業ポートフォリオについてはさまざまな可能性を検討しているが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表している。 ■ディスコ <6146> 41,790円 -1,660 円 (-3.8%) 11:30現在 ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が総じて下値を探る展開を強いられている。前日の米国株市場では半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズが大手金融機関の投資判断引き下げなどが嫌気され5%強の下落となったほか、インテル も同じく5%を超える下げとなるなど、半導体セクターの軟調が目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も再び75日移動平均線を下抜け、不安定な動きが続いている。東京市場でも米半導体株安がディスコをはじめとする主力銘柄に逆風となっている。 ■スクエニHD <9684> 5,963円 -174 円 (-2.8%) 11:30現在 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は5日ぶり反落。SMBC日興証券が5日付で投資評価を「1」から「2」へ、目標株価を6000円から5900円へ引き下げたことが売り材料視されている。同証券によると、主力の「デジタルエンタテインメント事業」における費用効率化が想定を下回ると見られると指摘。25年3月期~29年3月期の各期の営業利益を下方修正した。構造改革効果の発現が確認されれば、株価上昇余地の拡大も見込めるだろうとしている。 ■ノーリツ <5943> 1,709円 -13 円 (-0.8%) 11:30現在 ノーリツ<5943>が反落している。5日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を2050億円から2000億円(前期比0.9%減)へ、営業利益を32億円から16億円(同58.3%減)へ、純利益を47億円から38億円(同4.4倍)へ下方修正したことが嫌気されている。国内事業において、第3四半期から温水空調分野は回復傾向にあるものの、そのスピードは緩やかで、売上高が想定を下回ることに加えて、海外事業でも第3四半期以降も中国市況の悪化が継続していることが要因という。 ●ストップ高銘柄 三菱ロジスネクスト <7105> 1,435円 +300 円 (+26.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 以上、1銘柄 ●ストップ安銘柄 ユーラシア旅行社 <9376> 620円 -150 円 (-19.5%) ストップ安 11:30現在 以上、1銘柄 株探ニュース