ネクセラが3日ぶり反発、ダリドレキサントの韓国第3相臨床試験で最初の被験者組み入れ◇
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ネクセラファーマ<4565.T>が3日ぶりに反発している。この日の寄り前に、不眠症患者を対象に開発中の新規デュアルオレキシン受容体拮抗薬ダリドレキサントの韓国における第3相臨床試験で、最初の被験者の組み入れを行ったと発表しており、好材料視されている。 同第3相臨床試験は、不眠症の成人及び高齢者を対象とした無作為化二重盲検プラセボ対照試験で、韓国国内の複数の施設で被験者を募集する予定という。北米、欧州、日本で既に完了している試験で得られた豊富なデータに加え、更なる有効性及び安全性データを収集することを目的としており、26年前半には試験結果が判明する見込みとしている。なお、ダリドレキサントは日本では今年9月に承認され、塩野義製薬<4507.T>と日本における流通と販売に関する提携契約を締結しており、「クービビック錠」として24年第4四半期に発売される予定となっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS