三井住友FGが後場一段安、日銀12月利上げ観測の後退で長期金利に低下圧力◇
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三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が後場に一段安。みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンクが軟調に推移し、楽天銀行<5838.T>やりそなホールディングス<8308.T>、北國フィナンシャルホールディングス<7381.T>など地銀株が総じて安い。円債市場では午後に入り債券先物が上げ幅を拡大し、長期金利に低下圧力が掛かっている。この日、日銀が実施した4本の国債買い入れオペは総じて無難な結果と受け止められた。一方で、一部で日銀が12月の金融政策決定会合で金融政策を据え置く可能性について報じられたことを背景に、12月会合での利上げシナリオを前提に円債の売り持ち高を構築した海外投資家による買い戻しが入ったとみられている。国内金利の先高観が後退したことを受け、高値圏で推移していた銀行株に対して利益確定売りがかさんだようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS