鹿島が4日続伸、低炭素型コンクリートを成瀬ダム堤体へ本格導入

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 鹿島<1812.T>が4日続伸している。この日の午前中、低炭素型コンクリート「ECMコンクリート」(エネルギー・CO2ミニマムコンクリート)を成瀬ダム(秋田県東成瀬村)堤体打設工事において、ダム堤体と造成岩盤コンクリートの一部に導入したと発表しており、好材料視されている。

 ECMコンクリートは、普通セメントの代わりに高炉スラグ微粉末を60~70%混合したECMセメントを使用したコンクリート。ECMセメントは、一般的なダムコンクリートに用いられる中庸熱フライアッシュセメントと比べ、製造時に排出されるCO2を52%削減できるため、同ダムの建設工事に伴い発生するCO2排出量を73トン削減したという。なお、ECMコンクリートの大規模なダム堤体への導入は国内で初めてとなる。

出所:MINKABU PRESS

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