三井住友FGが年初来高値更新、日銀12月会合での利上げ観測強まり銀行株に資金◇

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 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が年初来高値を更新。みずほフィナンシャルグループ<8411.T>と三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>がそろって買われ、銀行株が軒並み高となっている。日本経済新聞電子版は11月30日未明、「日銀の植田和男総裁は日本経済新聞のインタビューで、追加利上げの時期について『データがオントラック(想定通り)に推移しているという意味では近づいているといえる』と述べた」と報じた。発言内容を踏まえて、金融市場では早ければ12月18~19日の金融政策決定会合で、日銀が追加利上げに踏み切るとの観測が強まり、週明け2日の債券市場で長期金利に上昇圧力が掛かっている。利上げに伴う市中金利の上昇が銀行の業績を押し上げるとの期待から、資金が流入しているようだ。地銀株では滋賀銀行<8366.T>と富山第一銀行<7184.T>が大幅高。東証の業種別指数で銀行業は上昇率トップとなっている。

 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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