アセンテック、今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額
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アセンテック <3565> [東証S] が11月26日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年1月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→10.8億円(前期は7億円)に13.7%上方修正し、増益率が35.3%増→53.8%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.7億円→6億円(前年同期は3.2億円)に27.3%増額し、増益率が48.3%増→88.8%増に拡大する計算になる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は10円)に大幅増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025 年1月期通期連結業績予想につきましては、当第3四半期連結累計期間における業績に加え、前連結会計年度に比べ複数の大型案件を含む仮想デスクトップ事業領域の売上高が大幅に増加しました。また、クラウドインフラの販売の増加や、設計及び構築サービス(プロフェッショナルサービス)の増加、ならびに自営保守サービスも増加したため、売上高をはじめ、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益すべてが前回発表予想を上回る見込みとなったため、修正いたしました。(注)上記に記載した予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。 当社は、株主の皆様に対する利益還元と同時に、財務体質の強化や事業拡大及び競争力の確保を経営の重要課題として位置づけております。当社の配当につきましては、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と認識しつつ、財務状況、資金需要等を総合的に勘案し、戦略的投資として活用する内部留保とのバランスをとりながら、経営成績に合わせた利益配分を基本方針としております。 今年度は、在宅勤務・テレワークのハイブリッド勤務が定着し、また、サイバーセキュリティ対策の重要性の認識が広がったことにより、当社製品や仮想デスクトップソリューションに対する需要は引続き堅調であったことを受け、当期純利益は前期に比べて大幅増益となり、過去最高益となる見通しであります。 それにより、株主の皆様への感謝の意を込めて、期末配当金予想を前回予想の 10 円から5円増配し、普通配当 15 円に修正いたします。 なお、2025 年 1 月期末を基準日とする剰余金の配当については 2025 年3月開催予定の取締役会において決議予定です。