WSCOPE、非開示だった今期経常は18億円の赤字へ
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ダブル・スコープ <6619> [東証P] が11月26日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。25年1月期の業績予想は連結経常損益が18億円の赤字となる見通しと発表した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2024年9月12日に公表しました「2025年1月期第2四半期(中間期)連結業績予想と実績値との差異及び営業外損益の計上並びに通期連結業績予想の修正(取り下げ)に関するお知らせ」において、W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.(以下、WCP)が第3四半期より連結子会社から除外され持分法適用関連会社になる可能性があったこと等により通期の連結業績予想を合理的に算定することが困難であったことから、2025年1月期通期連結業績予想を取り下げ、「未定」としておりました。このたび、2025年1月期通期連結業績予想を一定の合理性をもって算定することが可能となったため、公表にいたりました。第3四半期からのWCP持分法適用会社化に伴い、WCPの売上高及び営業損益は当社の連結決算には取り込まれなくなったため、2025年1月期の売上高及び営業損益が大きく減少する見込みですが、営業外損益の持分法による投資損益に取り込まれます(詳細につきましては、2024年11月14日に公表しました「連結子会社の異動(持分法適用会社化)に関するおしらせ」をご参照ください)。上記要因のほか、売上高は昨今の欧州EV市場を取り巻く事業環境の停滞等により第3四半期以降に車載用電池向けセパレータ販売の大幅な減少を見込んでおります。また、イオン交換膜事業、ESS用電池向けセパレータにつきましては、新規契約締結に向け取り組んでいる状況であります。営業利益につきましては、コスト削減による経営合理化を強く推し進めておりますが、販売量低調による生産数量の減少に伴い機械稼働率の低下等により固定費を賄えず、また販売価格の下落等による一部モデルの在庫評価損を見込んでおります。経常利益につきましては、上記の通り第3四半期からのWCP持分法適用会社化に伴い、WCPの当期予想純損益の36.23%(当社及び当社の100%子会社であるW-SCOPE KOREA CO., LTD.のWCP株式所有割合)を取り込んでおります。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、主に第2四半期までの非支配株主に帰属する中間純利益を反映しております。【業績予想に関する留意事項】業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。