米外為市場サマリー:米金利低下が影響し一時153円60銭台に軟化

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為替

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円23銭前後と前週末に比べて55銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円87銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。

 トランプ次期米大統領は22日、財務長官に投資家のスコット・ベッセント氏を指名した。ベッセント氏は財政規律を重視するとみられており、米国の債務膨張が抑えられるとの見方から米長期金利が低下。日米金利差の縮小観測を背景としたドル売り・円買いが先行し、ドル円相場は一時153円63銭まで軟化した。ただ、その後は東京市場でつけた153円55銭が意識されるかたちで下げ渋り。NYダウをはじめ米主要株価指数の上昇がドルの下支えとなり、154円52銭まで値を戻す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0495ドル前後と前週末に比べて0.0080ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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