三菱重が3日ぶり反発、三菱重工サーマルシステムズが大規模帯水層蓄熱システム受注◇

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 三菱重工業<7011.T>が3日ぶりに反発している。この日、子会社の三菱重工サーマルシステムズが、愛三工業<7283.T>安城新工場(仮称)において、中部地方で初の社会実装となる大規模帯水層蓄熱システムを受注したと発表しており、好材料視されている。

 同案件は、三菱重工サーマルシステムズが帯水層蓄熱システムを関西地区以外で初めて社会実装する案件となり、国内での導入実績は実証試験と社会実装で合計5カ所目となる。帯水層蓄熱システムは、地中深くの帯水層に蓄えられた砂利や地下水を巨大な蓄熱槽に見立て、冬期暖房時の冷排熱を夏期冷房に利用する一方、夏期冷房時の温排熱を冬期暖房に利用する、季節をまたいだ熱の循環利用を可能とすることでエネルギーを有効活用するシステムで、省エネ性、最適制御技術、運用実績が高く評価された。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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