ウィルスマ、今期最終を赤字拡大に下方修正

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決算

 Will Smart <175A> [東証G] が11月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年12月期(9ヵ月の変則決算)の最終損益(非連結)を従来予想の9300万円の赤字→2億1300万円の赤字に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(下期)の最終利益も従来予想の1億4500万円→2500万円に82.8%減額した計算になる。

 ※24年12月期(9ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社の売上高は、顧客提案を行いながらシステムの受託開発を行うショット売上高と、受託開発した保守・運用又は当社システムの使用料・ライセンス料のようなストック売上高で構成されております。ストック売上高につきましては、期初計画を190百万円で見込んでおりましたが、192百万円の見通しとなり概ね期初計画通りに進捗しております。一方、ショット売上高につきましては、期初計画を500百万円で見込んでおりましたが、328百万円の見通しとなり、減少となる見込みであります。 ショット売上の減少要因は、一部の大型案件で見込んでいた売上高に対し、顧客の事業計画変更に伴う投資時期や規模の見直しの決定が、第2四半期決算公表後に判明したことから、通期売上高の減少が確定的となり、業績予想数値を下回る見通しとなりました。また、影響度は小規模ながら、インポートセグメントからの撤退を想定よりも早期に実施したことにより、期初に見込んでいた10百万円の売上高が無くなっております。これらの売上高減少に伴い、営業利益、経常利益、当期純利益の予想数値につきましても、下方修正することとなりました。 なお、業績予想の修正に関する詳細は11月21日公表の「2024年12月期 第2四半期 決算説明資料」内において、追加説明を記載しておりますので、ご参照ください。 現在、調達資金の使途でも公表しているように、営業体制及び開発体制の強化を目的とした積極的な人材投資に着手しております。また、顧客数の拡大を進めるとともに今後予想されるシステム開発の繁忙期に備え、早期納品や早期受注を目指し収益向上に努め、株主価値の最大化に向けて全力を尽くしてまいります。 なお、2024年6月26日公表の「事業計画及び成長可能性に関する説明資料」内で記載しておりました12か月想定の業績に関しては未定といたします。※上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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