チヨダ、今期経常を44％上方修正

　チヨダ <8185> [東証Ｐ] が11月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年2月期の連結経常利益を従来予想の16億円→22.9億円(前期は14.7億円)に43.7％上方修正し、増益率が8.5％増→56.0％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.2億円の赤字→4.7億円の黒字(前年同期は4億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、16.3％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（通期連結業績予想）  通期連結業績については、株式会社マックハウスを連結範囲から除外したことにより、売上高の減少、ならびに、３．に記載の特別損失が発生する見込みとなったものの、手を使わずに立ったまま履ける「セダークレスト スパットシューズ」等のプライベートブランド中心に売上が伸長し、更に、人事効率の改善や管理費の抑制等により、営業利益、経常利益、当期純利益が2024年４月12日発表の予想を上回る見込みとなりましたので、通期の業績予想を修正いたします。（個別業績予想）  個別の通期業績予想については、売上高、経常利益が2024年４月12日発表の予想を上回る見込みとなりましたので、通期の業績予想を修正いたします。尚、当期純利益については、３．に記載の特別損失発生により減少となる見込みです。関係会社株式売却損（特別損失）の計上  当社は、2024年10月11日付けの「当社の連結子会社株式に対する公開買付けに係る応募契約の締結に関するお知らせ」に記載のとおり、当社の連結子会社である株式会社マックハウスについて、当社が保有する普通株式の全部を、G Future Fund１号投資事業有限責任組合が実施する公開買付けに応募いたしました。本公開買付けが 2024年11月12日をもって成立したことにより、当社が保有するマックハウスの普通株式の全部を本公開買付者に譲渡することより、2025 年２月期において、連結業績において約330百万円、個別業績において約964百万円の関係会社株式売却損を計上する見込みです。（注）上記の業績予想は、本資料の発表時点において収集可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。