コムシスHDが上値慕う、半年間のもみ合いゾーンをブレークする兆し

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 コムシスホールディングス<1721.T>が地合い悪のなかで続伸、直近6営業で5日上昇と上値慕いの動きを強め、きょうは一時44円高の3347円まで水準を切り上げた。8月上旬の全体相場の波乱局面を除き、同社株は約半年にわたり3000円台前半のもみ合いを続けてきたが、ボックス上限をブレークする兆しをみせている。電気・通信工事会社大手で、NTTグループを主要顧客としており、強固な収益基盤は強みだ。大型データセンター向け案件の獲得が進み業績も好調に推移し、25年3月期上期(24年4~9月)は営業利益段階で前年同期比16%増の164億4400万円と2ケタ成長を達成した。通期の同利益は前期比2%増の400億円を見込んでいるが保守的で、市場では上振れる可能性が意識されている。株式需給面では、累積売買代金が3200円台後半から上は枯れた状態にあることも注目され、戻り売り圧力が低減するなか上値が軽くなる可能性も。

出所:MINKABU PRESS

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