<注目銘柄>=ミマキエンジ、売上原価率改善や前提為替据え置きに注目
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ミマキエンジニアリング<6638.T>は産業用インクジェットプリンター大手。11月5日には25年3月期通期の連結営業利益予想を従来の74億円から82億5000万円(前期比50.5%増)に引き上げている。 足もとでは広告や看板などのSG(サイングラフィックス)市場向けや、工業製品や小物といったIP(インダストリアルプロダクツ)市場向けの売り上げが堅調に推移。FA事業ではFA装置や基板実装装置が自動車産業向けに大きく伸びている。高コスト部材を使用した製品の販売がほぼ終結したことで売上原価率が改善しているほか、下期の前提為替レートを1ドル=138円で据え置いていることにも注目したい。 株価は13日に直近高値1644円をつけたあとは上げ一服商状となっているが、日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線が徐々に接近。PERには割安感もある。(参) 出所:MINKABU PRESS