フジクラはじめ電線株の物色人気再燃、エヌビディア決算通過で光ファイバー関連特需に思惑◇

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 フジクラ<5803.T>が一時400円近い上昇で一気に6000円台を回復したほか、古河電気工業<5801.T>が大幅高、住友電気工業<5802.T>も大きく水準を切り上げるなど電線株への買いが際立っている。前日発表された米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の8~10月期決算は売上高、利益ともに市場コンセンサスを大きく上回る高水準の伸びを示したほか11~1月の見通しについてもマーケット予想の中央値を上回った。同社株は時間外取引で利益確定売りに押されているものの、内容については驚異的な成長が確認された。AI用次世代半導体「ブラックウェル」の需要の強さも改めて明らかとなったが、ブラックウェルがAIサーバーに組み込まれる過程で、光ファイバーやその関連部品などの需要も加速度的に拡大していくことが見込まれる。これを受けて関連有力株として電線株への物色人気が再燃している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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