10万円以下で買える、上期増収増益&低PBR 25社 【スタンダード】編 <割安株特集>
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少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。 東証スタンダード上場企業では842銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、24年4-9月期に増収増益を達成し、割安を見分ける基準となるPBR(株価収益率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。 下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)4-9月期に売上高と経常利益が前年同期比で増加、(4)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは15日現在) 15日(金)に配信した「10万円以下で買える、上期増収増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。 最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐ コード 銘柄名 金額 増収率 4-9月期 増益率 4-9月期 PBR <2112> 塩水糖 29300 3.8 16162 26.9 1505 0.56 <5658> 日亜鋼 29800 0.5 16891 2.5 939 0.28 <7908> KIMOTO 30100 25.1 5776 10871 768 0.75 <7247> ミクニ 31900 4.9 50283 32.4 1288 0.28 <5363> TYK 42200 3.2 15642 8.0 2365 0.48 <7254> ユニバンス 43300 13.2 28290 61.3 2387 0.35 <9067> 丸運 50000 1.8 22568 120 557 0.58 <4620> 藤倉化 50200 10.5 29030 41.5 1084 0.36 <7987> ナカバヤシ 51500 2.9 29147 8257 585 0.52 <1827> ナカノフドー 56700 4.8 53679 76.1 1918 0.47 <1914> 日基技 60000 35.7 14437 75.3 1138 0.51 <4409> 東邦化 61100 6.8 26640 313 883 0.63 <9307> 杉村倉 61200 3.7 5594 10.9 690 0.61 <8920> 東祥 64900 10.8 13888 46.7 2918 0.68 <7235> 東ラヂ 71800 3.1 16735 15.0 837 0.32 <4977> 新田ゼラチン 74000 0.1 19735 13.2 1969 0.72 <3447> 信和 75300 29.0 8542 64.3 815 0.67 <9059> カンダ 77300 3.0 26202 4.1 1830 0.66 <8844> コスモスイニ 78200 25.1 62645 158 5272 0.55 <5356> 美濃窯 85300 4.2 7232 28.8 774 0.63 <9171> 栗林船 93500 9.8 26618 87.4 1610 0.42 <1921> 巴 93900 0.9 16754 23.4 2241 0.60 <5909> コロナ 94700 7.8 40130 783 203 0.37 <4113> 田岡化 97900 1.7 15062 52.9 948 0.79 <8869> 明和地所 98300 15.9 34825 82.0 2162 0.71 ※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増収率・増益率が%、PBRが倍。 ※今期配当が無配・未定の企業は除いた。 株探ニュース