10万円以下で買える、上期増収増益&低PBR 30社 【プライム】編 <割安株特集>
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少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。 東証プライム上場企業では306銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、24年4-9月期に増収増益を達成し、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。 下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)4-9月期に売上高と経常利益が前年同期比で増加、(4)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる30社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは15日現在) なお、17日(日)16時に「10万円以下で買える、上期増収増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。 最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐ コード 銘柄名 金額 増収率 4-9月期 増益率 4-9月期 PBR <8346> 東邦銀 27500 12.2 32738 34.4 6830 0.33 <8515> アイフル 30400 15.4 91273 34.9 9721 0.72 <4093> アセチレン 34400 0.7 16313 27.2 1077 0.67 <8714> 池田泉州HD 36400 6.2 46029 23.8 11768 0.42 <8600> トモニHD 43500 7.1 45437 15.9 12557 0.30 <6958> 日本CMK 43800 7.1 46276 124 3762 0.41 <8524> 北洋銀 44000 5.5 68695 36.2 11770 0.39 <7593> VTHD 44800 17.3 170184 3.2 5901 0.75 <9831> ヤマダHD 46980 2.7 796001 5.0 24831 0.52 <7245> 大同メ 47600 8.0 68432 18.4 2620 0.31 <8864> 空港施設 57900 7.5 14093 36.2 2644 0.49 <8368> 百五銀 60000 1.7 59893 9.8 12824 0.32 <7600> 日本MDM 60900 7.9 11817 5.1 664 0.65 <4246> DNC 61700 7.8 83499 15.5 5333 0.51 <8103> 明和産 64500 4.2 78157 17.3 1857 0.70 <7167> めぶきFG 65740 6.3 164357 37.4 46059 0.66 <8860> フジ住 75800 13.9 59958 59.3 3678 0.52 <3580> 小松マテーレ 76600 8.1 19113 27.8 1534 0.79 <8544> 京葉銀 78000 7.9 39572 36.5 11897 0.30 <6118> アイダ 78800 8.5 37506 83.8 2685 0.56 <4548> 生化学 81100 11.9 20210 1.2 2354 0.59 <6140> 旭ダイヤ 82400 9.9 20688 34.0 1628 0.67 <8585> オリコ 82800 10.0 123464 21.5 7174 0.61 <7280> ミツバ 86200 2.8 170730 2.9 8784 0.43 <6741> 信号 90900 18.1 40380 125 2487 0.59 <3101> 東洋紡 93700 4.9 209161 206 3180 0.43 <6703> OKI 94900 13.0 197664 835 4471 0.59 <8359> 八十二 96860 12.0 115069 56.4 26715 0.43 <6445> ジャノメ 97200 2.5 17981 90.1 745 0.52 <6247> 日阪製 99600 9.0 18000 18.0 1352 0.47 ※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増収率・増益率が%、PBRが倍。 ※今期配当が無配・未定の企業は除いた。 株探ニュース