セイファート、今期経常を一転87%減益に下方修正
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セイファート <9213> [東証S] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比78.2%減の2700万円に大きく落ち込んだ。 併せて、通期の同利益を従来予想の2億0100万円→2300万円(前期は1億7400万円)に88.6%下方修正し、一転して86.8%減益見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億1400万円の黒字→6400万円の赤字(前年同期は4600万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は6000万円の赤字(前年同期は400万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4%→-12.7%に急悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2024年12月期の通期連結業績予想につきましては、「広告求人サービス」における中途美容師向け求人サイト「re-quest/QJ navi」において、2024年3月に公式アプリをリリースし、ユーザーの利便性向上を図りましたが、美容室経営企業の掲載件数が伸び悩んだこと、及び掲載単価の低下等により、売上高は前回発表予想を下回る見込みであります。 利益面につきましても、「広告求人サービス」における「beauqet」は、大型プロモーション案件を獲得し、大きく伸長しましたが、上記のとおり、売上総利益率の高い「re-quest/QJ navi」の売上高の減少に伴い、売上総利益が減少したことにより、営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表予想を下回る見込みであります。 個別業績見込みと前期実績値との差異の理由につきましては、連結業績予想の修正理由と同様であります。※上記の業績予想等につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後発生する様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。