ホクト、上期経常は赤字縮小で上振れ着地、25年3月期業績を未定に変更
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ホクト <1379> [東証P] が11月14日後場(15:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は6.3億円の赤字(前年同期は6.6億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来の12.9億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。 併せて、従来の通期業績予想(連結経常利益は35.4億円)を取り下げ、未定に変更した。 同時に、今期の年間配当は引き続き未定とした。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は15.6億円の赤字(前年同期は3.6億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-4.0%→-1.6%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 差異の理由 主力の国内きのこ事業におきまして、今年は梅雨の期間が短く平年より高い気温が続き、さらに猛暑や台風の影響により、多くの野菜が全般的に少ない状況となり野菜相場が高い水準で推移しました結果、きのこ価格も堅調な動きとなり、連結業績、個別業績ともに、営業利益は期初計画を上回ることとなりました。売上高につきましては、上記要因により、個別業績は期初計画を上回りましたが、連結子会社のHOKTO KINOKO COMPANYにおいて、夏場の不需要期の落ち込みにより期初計画に対して未達の実績となったこと等から、連結業績におきましては期初計画を下回る結果となりました。修正の理由 2024年10月29日(火)、当社上田第一きのこセンターにて火災が発生し、作業棟が全焼したことから、当面の間上田第一きのこセンターからのぶなしめじの出荷が出来ない状況となっております。本件に伴う業績への影響(供給能力減、在庫の処分損、安全面への投資額、需給のタイト化による単価の上昇、再建に伴う投資の増加など)について、現時点では見積りが困難であるため、連結及び個別共に2025年3月期通期の業績予想は未定とさせて頂きたく存じます。今後、業績への影響が明らかになりましたら、業績予想を改めて速やかに開示いたします。(注)この資料に記載されております業績等の予想数値につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。