C&GSYS、今期経常を41%下方修正

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決算

 C&Gシステムズ <6633> [東証S] が11月13日大引け後(16:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比22.0%減の1億5600万円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の3億4100万円→2億円(前期は1億5000万円)に41.3%下方修正し、増益率が2.3倍→33.3%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億5500万円の黒字→1億1400万円の黒字(前年同期は7600万円の赤字)に55.3%減額した計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は7000万円の黒字(前年同期は2600万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.1%→5.5%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  CAD/CAMシステム等事業においては、昨年度下期から当社CAD/CAMシステムの主な利用先である自動車向け金型・部品製造業での設備投資抑制の動きが続いており、本年度下期あたりからの緩やかな回復を見込んでいました。しかしながら、OEM関連及びアセアン地域の一部では堅調に推移したものの、状況は大きく変化せず、CAD/CAMシステムの製品販売は低調に推移いたしました。 金型製造事業においては、足元の受注環境は改善傾向にあるものの、収益への貢献は来年度以降になる見込みであり、本年度の収益としては大幅な減収減益となる予想です。 これらの結果、売上高は6.6%、営業利益は57.6%、経常利益は41.3%、親会社株主に帰属する当期純利益は37.8%、それぞれ当初予想を下回る見込みとなりました。 ※上記予想は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって変動する可能性があります。

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