コメ兵HDが後場終盤に急落、一部アイテムの相場下落で上期は増収減益

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 コメ兵ホールディングス<2780.T>が後場終盤になって急落している。午後3時ごろに発表した9月中間期決算が、売上高694億4700万円(前年同期比31.6%増)、営業利益31億2600万円(同2.6%減)、純利益19億6100万円(同8.2%減)と増収減益となったことが嫌気されている。

 免税売り上げが同87.5%増と増加したほか、在庫コントロールを目的に法人販売を強化したことが寄与し売上高は伸長した。ただ、急激な為替変動の影響から、高額品を中心に時計・バッグの一部アイテムの相場が8月、9月と継続的に下落したほか、売上総利益率の低位な地金の売上高が増加したことが利益を押し下げた。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高1445億円(前期比21.0%増)、営業利益84億7000万円(同13.6%増)、純利益55億6000万円(同10.6%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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