東京機、上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額
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東京機械製作所 <6335> [東証S] が11月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の5000万円の赤字→3億円の黒字(前年同期は3億4600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の5000万円→1億6000万円(前期は6億5000万円)に3.2倍上方修正し、減益率が92.3%減→75.4%減に縮小する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期中間連結会計期間の業績につきましては、当社における輪転機新台の生産が期初予想と比較し前倒しで進捗しました。また保守メンテナンス関連の受注および工事につきましては、材料費・電装品値上がりを見越した駆け込み需要などにより期初予想と比較し前倒しで進捗したことから、連結子会社は下振れしたものの売上高および営業利益共に順調に推移し、予想を上回る見込みです。また、営業外収益として、連結子会社で受取保険金83 百万円を計上いたしました。これらの要因により、売上高は概ね予想どおりとなりますが、当社における売上の進捗の上振れによる増益や連結子会社の受取保険金の計上などにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社に帰属する中間純利益は前回公表値を上回る見込みです。 2025年3月期通期連結業績予想につきましては、下半期は輪転機新台の受注残の減少や保守メンテナンス関連の上半期における駆け込み需要の反動により売上高の進捗が伸び悩むことが予想されており、営業利益は中間期を下回る見込みですが、経常利益においては、連結子会社の受取保険金による営業外収益を計上したことなどから、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益を上方修正いたします。(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。