テアトル、非開示だった今期経常は83%減益、未定だった配当は10円実施
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東京テアトル <9633> [東証S] が11月13日後場(15:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1800万円の赤字(前年同期は2億3100万円の黒字)に転落した。 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比83.0%減の5000万円に落ち込む見通しを示した。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.9%増の6800万円に伸びる計算になる。 同時に、従来未定としていた期末一括配当は10円(前期は10円)実施する方針とした。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比11.5%減の1億1600万円に減り、売上営業利益率は前年同期の2.9%→2.3%に悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社は、2024年4月24日開示の固定資産譲渡により得られた資金の活用による業績への影響を合理的に算定することが困難であったことから、2025年3月期の連結業績予想を未定としておりました。 このたび、2024年9月に当該資金の一部を用いて賃貸用不動産を取得したことに伴い、現時点において入手可能な情報や予測等をもとに合理的な算定が可能となりましたので、連結業績予想を開示いたします。 当社は、収益状況や将来の事業展開に備えた内部留保を勘案しつつ、配当や自己株式取得などを総合的に検討の上、株主の皆様への安定的かつ継続的な利益還元に努めることを基本方針としております。2025年3月期の期末配当予想につきましては、上記のとおり連結業績予想の算定が困難であったため、未定としておりました。このたび2025年3月期の連結業績予想の公表とあわせて配当予想を開示いたします。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。