日本インシュ、上期経常は44%減益で下振れ着地

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決算

 日本インシュレーション <5368> [東証S] が11月13日後場(15:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比43.8%減の4億円に落ち込み、従来予想の5.3億円を下回って着地。
 通期計画の11.3億円に対する進捗率は35.7%にとどまり、さらに5年平均の45.1%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.8%減の7.3億円とほぼ横ばいの計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比56.4%減の2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.9%→7.2%に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2024年5月13日に公表いたしました連結業績予想につきまして、建築関連で大型工事物件の工期のずれ等が影響し、販売部門及び工事部門ともに売上高で予想より下振れました。プラント関連で販売部門は予想よりも下振れたものの、工事が予想よりも上振れたため、予想水準の売上高となりました。また利益面では、運送費、人件費の上昇による販管費の増加、プラント関連の工事部門において一部大型工事案件で利益率が低位にとどまったことから、上期売上高予想5,878百万円に対して、5,674百万円(達成率96%)、営業利益予想556百万円に対して実績389百万円(同70%)となりました。2025年3月期通期連結累計期間業績予想について通期の連結業績予想につきましては、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクがあり、国内市場に対しては物価上昇、金融資本市場の変動等の影響が懸念されますが、下期に大型工事等完工の見通しもあり、収益については当初予想値の水準を見込んでおり、2024年5月13日に公表いたしました予想数値からの変更は行っておりません。

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