中越パが続急伸、25年3月期利益予想および配当予想を上方修正

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 中越パルプ工業<3877.T>が続急伸している。12日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を46億円から50億円(前期比19.0%減)へ、純利益を32億円から34億円(同8.2%減)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各30円の年60円から中間・期末各35円の年70円(前期60円)へ引き上げたことが好感されている。

 人口減少やデジタル化の進行などの社会的構造要因によるグラフィック用紙の需要減少は続いているものの、国内スポット案件の受注や輸出拡販、衛生用紙の販売などに取り組むことで売上高は1120億円(同3.9%増)の従来見通しを据え置いた。一方で原価低減や物流圧縮などの取り組みが寄与し利益を押し上げる。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高555億7200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益31億2600万円(同5.4%減)、純利益20億4400万円(同20.4%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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