アグロカネシがカイ気配スタート、出光興産によるTOB価格にサヤ寄せの動き◇
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アグロ カネショウ<4955.T>がカイ気配スタート。12日の取引終了後、出光興産<5019.T>がアグロカネシに対し、完全子会社化を目的として1株1900円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。アグロカネシの株価はTOB価格にサヤ寄せする格好となっている。買付予定数の下限は807万7300株(所有割合66.67%)で、上限は設定しない。買付期間は13日から12月24日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経てアグロカネシは上場廃止となる見込み。アグロカネシの筆頭株主である麻生(福岡県飯塚市)などがTOBに応募する契約を締結している。出光興産はアグロカネシを完全子会社化することで、農薬事業を高機能材セグメントの中核事業に育成する方針。アグロカネシはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は12日、アグロカネシを監理銘柄(確認中)に指定した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS