中越パ、今期経常を4%上方修正、配当も10円増額
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中越パルプ工業 <3877> [東証P] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比21.0%減の29.9億円に減った。 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の49億円→51億円(前期は68.2億円)に4.1%上方修正し、減益率が28.2%減→25.2%減に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比30.5%減の21億円に落ち込む計算になる。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→70円(前期は60円)に増額修正した。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.3%減の21.1億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の8.1%→9.2%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期第2四半期(中間期)の業績につきましては、売上高は予想並みで推移しました。利益においては、原価低減、物流費圧縮等の取組みにより、前回公表の予想を上回りました。 通期の業績予想につきましては、第2四半期(中間期)の実績値と下半期の事業環境の見通しを踏まえ、上記のとおり修正いたします。 当社は、株主各位に対する利益還元を経営の重要施策の一つとし、財務体質の強化・内部留保の充実を図りながら、安定的な配当を行うことを基本方針としております。 このような方針のもと、株主の皆様への利益還元の更なる充実のため、中間配当につきましては前回予想から1株当たり5円増配の35円とし、期末配当予想につきましても、1株当たり5円増配し35円といたします。これにより中間配当金を含めた1株当たり年間配当金は70円とさせていただく予定です。 今後も、株主の皆様に継続的なご支援をいただけるよう業績及び企業価値の向上を図り、株主還元に努めてまいります。