岩手銀が後場に上げ幅急拡大、今期業績・配当予想増額し大和と包括的業務提携で基本合意◇
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岩手銀行<8345.T>が後場に上げ幅を急拡大した。12日午後2時、25年3月期の連結業績と配当予想の上方修正を発表。更に、大和証券グループ本社<8601.T>との包括的業務提携に関する基本合意についても開示しており、これらをポジティブ視した買いが入ったようだ。貸出金利息や有価証券利息配当金など資金利益が想定を上回る見込みとなり、今期の純利益予想は10億円増額して65億円(前期比53.8%増)に見直した。中間配当については従来の予想から10円増額して60円とし、期末配当予想も10円増額して60円とした。年間配当予想は120円(前期比40円増配)となる。 大和との業務提携においては、岩手銀の公社債、投資信託の窓販業務に関する口座を大和が承継するとともに、岩手銀と大和の間ですでに締結している金融商品仲介契約に関する口座と大和の盛岡支店の口座を統合して管理する。大和は株式や債券、投資信託、為替取引などの金融商品仲介業務やファンドラップなどの投資一任契約締結の媒介に関する業務を岩手銀に委託する。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS