MDVが大幅続落、24年12月期業績予想を一転最終減益へ下方修正
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メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が大幅続落している。11日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を80億円から66億円(前期比2.8%増)へ、営業利益を16億3000万円から5億1000万円(同71.2%減)へ、最終利益を10億円から1億8000万円(同81.6%減)へ下方修正し、一転最終減益としたことが嫌気されている。 PHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」の計画遅延や、クラウド型健診システム「アルファ・サルース」のシステム改修などが影響し売上高が計画を下回る見通し。一方で、営業職を中心とした人員増強や「カルテコ」の広告宣伝、研究開発などの成長投資を計画通り実行したことも利益を圧迫した。 同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高41億2500万円(前年同期比8.1%減)、営業損益1億4000万円の赤字(前年同期11億1100万円の黒字)、最終損益3億1400万円の赤字(同6億5900万円の黒字)だった。 出所:MINKABU PRESS