GCジョイコが切り返し急、配当予想増額と立会外での自社株買いを評価
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ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249.T>が切り返し急。11日の取引終了後、年間配当予想の増額修正と立会外での自社株買いの実施について発表した。あわせて開示した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算では、利益の進捗状況が高水準となり、株主還元姿勢と業況を評価した買いを誘った。 同社は9月30日を基準日とする中間配当を従来の予想から20円増額して50円で決定。期末配当予想も20円増額して50円に引き上げる。年間配当は100円で前期比40円の増配を計画する。加えて、取得総数70万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.77%)、取得総額15億円を上限とし、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において12日午前8時45分に11日終値2076円で買い付けの委託を実施すると公表。12日午前9時45分に63万5000株を総額13億1826万円で買い付けたと開示している。 9月中間期の売上高は前年同期比22.5%増の232億400万円、経常利益は同1.1%増の62億9700万円だった。経常利益の通期計画に対する進捗率は約63%となった。遊技機業界でのスマートユニットへの入れ替えが好調に推移。新紙幣の発行に伴う部材出荷などを背景に大幅な増収となったが、顧客への負担軽減を目的として改刷対応価格を設定したことにより、営業利益段階では微減益となった。 出所:MINKABU PRESS