米外為市場サマリー:ドル先高観から一時153円90銭台に上伸

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為替

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円72銭前後と前週末に比べて1円10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円77銭前後と同15銭程度のユーロ高・円安だった。

 米次期大統領となるトランプ氏が打ち出す減税や規制緩和などの経済政策が米景気を押し上げるとの期待感などを背景に、ドルの先高観からドル買い・円売りが出やすかった。また、米次期政権による関税の欧州経済への影響などを懸念したユーロ売り・ドル買いが対円でのドル買いに波及したこともあり、ドル円相場は一時153円95銭まで上伸した。ただ、この日は米国がベテランズデーで米債券市場などが休場だったことから様子見ムードが広がりやすく、ドルは買い一巡後にやや上値が重くなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0655ドル前後と前週末に比べて0.0060ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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