古河機金、今期経常を8%下方修正

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決算

 古河機械金属 <5715> [東証P] が11月11日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比43.6%減の34.2億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の80億円→74億円(前期は103億円)に7.5%下方修正し、減益率が23.0%減→28.7%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の140億円→160億円(前期は160億円)に14.3%上方修正し、減益率が13.0%減→0.6%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.8%減の39.7億円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比83.5%減の2.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.9%→2.6%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  前回(2024年5月13日)発表の業績予想との比較において、子会社からの受取配当金の増加を主因として、売上高、営業利益および経常利益を上方修正しています。 また、当期純利益についても、政策保有株式の縮減計画の実行に伴い、税金費用を見直した結果、増益となる見込みです。(注)本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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