兼房、今期経常を50%下方修正、配当も12.5円減額
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兼房 <5984> [東証S] が11月11日後場(13:40)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比85.7%減の1.4億円に大きく落ち込んだ。 併せて、通期の同利益を従来予想の12億円→6億円(前期は14.4億円)に50.0%下方修正し、減益率が16.9%減→58.4%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.6%増の4.5億円に伸びる計算になる。 業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の35.5円→23円(前期は22.5円)に大幅減額修正した。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2.8億円の赤字(前年同期は3.8億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.8%→4.7%に悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期の連結業績につきましては、受注が低調に推移したことによる操業度の悪化から売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回の予想を下回る見込みとなりましたので、業績予想を上記の通り修正いたします。なお、想定為替レートは1米ドル=150円、1ユーロ=160円としております。 当社は、安定的かつ継続的な配当を基本方針として、年間配当金15円を下限とし、連結配当性向35%をめどに業績に応じた配当を実施することとしております。通期の連結業績予想につきましては、「業績予想の修正について」に記載のとおり、2024年5月10日に発表時の通期業績予想よりも下回る見通しとなりましたので、2025年3月期の期末配当予想を28円から15円50銭(年間配当23円)に修正いたします。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。