NCDがカイ気配スタート、IT関連サービス好調で今期業績・配当予想を上方修正
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NCD<4783.T>がカイ気配スタート。前週末8日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は20億円増額して300億円(前期比17.7%増)、最終利益予想は3億5000万円増額して18億円(同29.7%増)に見直した。また、これまで27円としてきた中間配当を33円で決定したうえで、期末配当予想を6円増額して33円に修正した。年間配当予想は66円(同16円増配)となる。IT関連事業において保険会社向け案件を中心に業務領域が拡大。パーキングシステム事業では駐輪場の料金改定の影響で利用料収入が好調に推移しているという。IT関連事業の収益性改善効果も業績予想に織り込んだ。 同社は決算発表と同時に中期経営計画の目標数値の見直しについても発表。26年3月期の売上高目標を320億円(従来は300億円)、営業利益目標を30億円(従来は24億円)に引き上げた。24年4~9月期の売上高は前年同期比24.0%増の147億5900万円、最終利益は同59.9%増の9億6000万円だった。 出所:MINKABU PRESS