8日の米株式市場の概況、NYダウ259ドル高で最高値更新 大統領選受けた景気期待続く
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8日の米株式市場では、NYダウが前日比259.65ドル高の4万3988.99ドルと反発し、最高値を更新した。トランプ次期政権下で減税策などが講じられ、米国景気を浮揚させるとの期待感が継続した。ミシガン大学発表の11月の米消費者態度指数の速報値が高水準となったことも、投資家のリスク選好姿勢を強めた。 プロクター・アンド・ギャンブル<PG>とメルク<MRK>、セールスフォース<CRM>が上伸し、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やマクドナルド<MCD>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>がしっかり。イーライ・リリー<LLY>が買われ、ビル・ホールディングス<BILL>が急伸した。半面、キャタピラー<CAT>とジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が軟調推移。アジロン・ヘルス<AGL>が安い。 ナスダック総合株価指数は17.318ポイント高の1万9286.777と4日続伸し、連日で最高値を更新した。テスラ<TSLA>が急騰。コストコ・ホールセール<COST>やテキサス・インスツルメンツ<TXN>が株価水準を切り上げた。一方、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、アルファベット<GOOG>が冴えない展開。エアビーアンドビー<ABNB>が急落した。 出所:MINKABU PRESS