福井銀、今期経常を41%上方修正、配当も2.5円増額
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福井銀行 <8362> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の62.7億円に急拡大した。 併せて、通期の同利益を従来予想の59億円→83億円(前期は56.1億円)に40.7%上方修正し、増益率が5.1%増→47.8%増に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.5%減の20.2億円に減る計算になる。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→52.5円(前期は50円)に増額修正した。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比28.2%増の19.2億円に伸びた。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025 年3月期中間期は地域の課題解決業としてお客さまの真の課題に寄り添い、グループ一体となった粘り強い支援・伴走 の結果として、利回りの改善を図りつつ貸出金利息及び役務取引等利益を予想比伸長させたことや、過年度に償却した債権の回収により取立益を計上したこともあり、10 月25 日業績予想の修正をいたしました。 2025 年3月期通期の業績予想については、下期以降、地域の課題解決業としてさらに進化するための両行の合併に向けた統合 費用負担が発生いたします。一方で、貸出金利息や役務取引等利益など本業収益については、地域のお客さまの課題にグルー プ一体となって粘り強く寄り添い伴走することで、引き続き順調に推移するものと見込んでおり、前回公表予想を上方修正するものです。 2025 年3月期通期の当期純利益が前回発表予想を上回る見込みとなったことから、当行の株主還元方針(配当性向20%程度)に基づき、2025年3月期の1株当たり年間配当金を2.5 円増配の52.5 円とし、中間配当金 25 円、期末配当金を27.5円 とするものです。この結果、2025年3月期の配当性向(単体)は20.6%となる見込みです。