京急、今期経常を一転10%増益に上方修正、配当も2円増額

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決算

 京浜急行電鉄 <9006> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比34.5%増の183億円に拡大し、従来予想の142億円を上回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の278億円→312億円(前期は284億円)に12.2%上方修正し、一転して9.9%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比12.9%減の128億円に減る計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の16円→18円(前期は15円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比19.3%増の98.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の12.6%→15.1%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 営業収益は,分譲マンションの進捗遅れにより下方修正,営業利益および経常利益は,鉄道事業の輸送人員およびビジネスホテルが好調に推移していることから上方修正しております。また,当期純利益は,長野京急カントリークラブ事業の承継(2024年6月27日公表)に伴い法人税等が減少したことなどにより,上方修正しております。

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