ダイダン、今期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も19円増額
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ダイダン <1980> [東証P] が11月8日後場(14:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比94.7%増の69.9億円に拡大した。 併せて、通期の同利益を従来予想の153億円→178億円(前期は119億円)に16.3%上方修正し、増益率が28.4%増→49.4%増に拡大し、従来の31期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比29.8%増の108億円に伸びる計算になる。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の104円→123円に増額修正した。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比98.6%増の48.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.6%→8.3%に大幅改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 連結業績予想の修正理由につきましては、次のとおりであります。受注工事高は、2024年10月1日付で取得した海外の連結子会社の受注等を勘案し、直近の公表の250,000百万円から10,000百万円増の260,000百万円となる見通しです。売上高は、直近の公表の250,000百万円から変更はありません。営業利益は、手持ち工事の利益改善が期首の想定より上振れる見込みであることなどにより、直近の公表の15,000百万円から2,500百万円増の17,500百万円となる見通しです。経常利益は、営業利益の増加を受け、直近の公表の15,300百万円から2,500百万円増の17,800百万円となる見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加などを受け、直近の公表の11,000百万円から2,000百万円増の13,000百万円となる見通しです。個別業績予想の修正理由につきましては、連結業績予想の修正と同様の理由により修正しております。 当社は、健全な財務体質の構築に努めると共に、経営上の最重要施策である株主への利益還元を進めております。また、2024年5月9日発表の「Stage2030 中期経営計画 Phase2《磨くステージ》」の通り、さらなる利益還元及びより安定的な配当政策を進めるため、2025年3月期より「配当性向40%以上かつ純資産配当率(DOE)4%を下限とすること」を新たな配当方針としております。この方針に基づき、上記業績予想の通り、2025年3月期の業績見通しが直近の配当予想公表時における予想値を上回ること等を勘案し、期末配当金を前回発表の普通株式1株につき普通配当52円から19円引き上げ71円とし、この結果、年間配当金を104円から123円に修正いたします。なお、期末配当金は、2025年6月開催予定の第96回定時株主総会の決議を経て正式に決定する予定です。(注)上記の予想の修正につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、業績予想数値と異なる場合があります。