フジクラが朝高後下げ転換、今期業績予想の上方修正受け最高値更新後は利食い売り優勢
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フジクラ<5803.T>が朝高後、下げに転じた。7日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を100億円増額し8800億円(前期比10.0%増)、経常利益予想を160億円増額して1030億円(同47.7%増)、最終利益予想を20億円増額し620億円(同21.5%増)に見直した。年間配当予想は2円増額して67円(前期比12円増配)とした。これをポジティブ視した買いが入り、上場来高値を更新したが、上昇一服後は利益確定売りが優勢の展開となっている。 情報通信事業部門において、生成AIの普及・拡大を背景としたデータセンター向けの需要が下期も継続して伸長すると想定する。FPC事業での減損に伴う特別損失72億7300万円の影響も業績予想に反映した。9月中間期の売上高は前年同期比14.2%増の4475億3900万円、最終利益は同14.1%増の287億3400万円だった。 出所:MINKABU PRESS