プレサンス、前期経常を一転11%増益に上方修正、配当も1円増額
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プレサンスコーポレーション <3254> [東証S] が11月7日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。24年9月期の連結経常利益を従来予想の225億円→280億円(前の期は253億円)に24.5%上方修正し、一転して10.8%増益見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の65億円→120億円(前年同期は102億円)に84.9%増額し、一転して17.5%増益計算になる。 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の44円→45円(前の期は40円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2024年9月期の業績につきましては、2024年2月に株式会社メルディアDCに対してTOBを行い、持分法適用会社としたことに伴い、負ののれん相当額が発生したことにより持分法投資利益を営業外収益に計上いたしました。また、2024年5月に株式会社メルディアDCが実施した自己株式の取得及び消却等によって当社の連結子会社となり、それに伴い生じた負ののれん発生益を特別利益に計上いたしました。上記に加え、マンション販売が好調に推移したほか、建築価格の上昇等による原価の高騰に備え保守的に見込んでいた費用が、仕入価格の低減努力により当初予想を下回る見込みであることや、販売費及び一般管理費の低減により、営業利益以下の各段階利益も期初予想を上回る見通しとなりました。 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付けております。配当については、将来の事業展開と事業の特性を考慮の上、利益は主に内部留保として確保し、事業基盤の強化や成長のための投資に活用することにより株主価値の増大に努めてまいりますとともに、安定的かつ継続的な配当を行うことを基本方針としております。基本方針と2024年9月期の通期業績予想の修正を踏まえ、2024年8月13日公表の「配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」での期末配当予想1株当たり23円から更に1円増額し、24円に修正することといたしました。これにより年間配当金は、1株当たり45円となる予想です。(注)上記の通期業績予想及び期末配当予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。