三社電機、今期経常を64%下方修正
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三社電機製作所 <6882> [東証S] が11月7日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比72.5%減の3.2億円に大きく落ち込んだ。 併せて、通期の同利益を従来予想の14億円→5億円(前期は34.7億円)に64.3%下方修正し、減益率が59.7%減→85.6%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比92.3%減の1.7億円に大きく落ち込む計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2.1億円の赤字(前年同期は5.6億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の8.0%→-3.8%に急悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 半導体事業におきましては、主要な用途におけるユーザーの在庫調整が長期化しており、需要回復まで今しばらく時間を要することから、前回見通しより大幅に減収となる見通しです。 電源機器事業におきましては、前年度に好調であった高精度の表面処理用電源の減速や幅広い用途での小型組込み電源の需要予測の悪化から、減収となる見通しです。 こうした状況の下、経費削減などに努めておりますが減収の影響をカバーできず、営業利益で前回発表予想より10億円の減益となる見通しです。 以上のような経営環境を踏まえ、通期連結業績予想値を上記のとおり修正いたします。 なお、上記業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は、様々な要因により変動する可能性があります。