リョービ、今期経常を26%下方修正
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リョービ <5851> [東証P] が11月7日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比27.1%減の72.5億円に減った。 併せて、通期の同利益を従来予想の128億円→95億円(前期は138億円)に25.8%下方修正し、減益率が7.7%減→31.5%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の61.1億円→28.1億円(前年同期は77.9億円)に54.0%減額し、減益率が21.6%減→63.9%減に拡大する計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比85.4%減の5.6億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.9%→1.2%に大幅悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2024 年 12 月期の通期業績予想につきましては、ダイカスト事業において日米欧で生産数量は前年並み、もしくは回復傾向にありますが、当初想定していた生産数量が予想を下回り、伸び悩んでいることに加え、長引く中国での減産の影響もあり、売上高は前回発表予想を下回る見込みです。 また、利益につきましても、固定費削減等のコスト抑制に取り組んではおりますが、生産数量が想定を下回ることによる売上高の減少により、前回発表値をそれぞれ下回る見通しです。