金下建、今期経常を70%上方修正

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決算

 金下建設 <1897> [東証S] が11月7日昼(11:30)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比34.5%増の3億7800万円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の2億円→3億4000万円(前期は4億1300万円)に70.0%上方修正し、減益率が51.6%減→17.7%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億2400万円の赤字→8400万円の赤字(前年同期は2億5800万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は4600万円の赤字(前年同期は1億2600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.7%→-3.3%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期の連結業績予想につきましては、売上高は、前回予想どおりとなる見込みであります。利益面につきましては、営業利益は、工事採算の改善等により、経常利益は、受取配当金の増加等により、前回予想を上回る見込みであります。それに伴い親会社株主に帰属する当期純利益とも前回予想を上回る見込みであります。 また、個別業績予想につきましては、連結業績予想の修正と同様の理由により修正しております。※上記の業績予想値は、本資料の発表日現在において当社が入手している情報に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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